浜田青陵賞に島根大・岩本崇さん 鏡を研究、高精度な古墳編年を整備
浜田青陵賞を受ける岩本崇・島根大准教授=松江市 考古学とその関連分野の優れた研究者に贈る第37回浜田青陵賞(大阪府岸和田市、朝日新聞社主催)が25日発表され、岩本崇・島根大准教授(50)=日本考古学=が選ばれた。授賞式 [...] The post 浜田青陵賞に島根大・岩本崇さん 鏡を研究、高精度な古墳編年を整備 appeared first on Japan Today.

考古学とその関連分野の優れた研究者に贈る第37回浜田青陵賞(大阪府岸和田市、朝日新聞社主催)が25日発表され、岩本崇・島根大准教授(50)=日本考古学=が選ばれた。授賞式と記念シンポジウムは9月21日に岸和田市内で開かれる。
岩本さんは奈良県橿原市出身。早稲田大と京都大大学院で考古学を専攻し、大手前大史学研究所の研究員などを経て、2009年から現職。「卑弥呼の鏡」とも呼ばれる三角縁神獣鏡(さんかくぶちしんじゅうきょう)を徹底した観察と精密な計測によって調べ、3世紀後半~5世紀末の全国の古墳の高精度な編年(時間のものさし)を整備した業績が評価された。
地域からの視点を大事に
八百万(やおよろず)の神々が集う出雲地方(島根県東部)で、古代社会の研究に取り組む。
「卑弥呼の鏡」との見方もあ…
The post 浜田青陵賞に島根大・岩本崇さん 鏡を研究、高精度な古墳編年を整備 appeared first on Japan Today.