米軍オスプレイ、400キロ超の貨物を海に誤落下　沖縄・伊江島

米軍普天間飛行場に駐機されたオスプレイ=2024年3月8日午前10時48分、沖縄県宜野湾市、棚橋咲月撮影　在沖米海兵隊の輸送機MV22オスプレイが米軍伊江島補助飛行場（沖縄県伊江村）で物資投下の訓練中、400～450キ [...] The post 米軍オスプレイ、400キロ超の貨物を海に誤落下　沖縄・伊江島 appeared first on Japan Today.

1月 21, 2025 - 23:00

　在沖米海兵隊の輸送機MV22オスプレイが米軍伊江島補助飛行場（沖縄県伊江村）で物資投下の訓練中、400～450キロの貨物を落下予定地から外れた海に落下させていたことが21日分かった。防衛省沖縄防衛局などが取材に明らかにした。

　沖縄防衛局や県によると、今月16日、第31海兵遠征部隊の訓練中に起きた。落下した貨物は1辺1.3メートルの立方体のパレットで、配給食を積んでいた。

　米軍側は予定地を外れた理由について「予期せぬ風向きの変化」と説明しているという。貨物は米軍が捜索したが、見つかっていない。

　事故を受けて、伊江村の名城政英村長は20日、「一歩間違えればフェンス外の陸地に落下する可能性を考えると、村民を巻き込む重大な事態になりかねない」として、伊藤晋哉・沖縄防衛局長に訓練の中止を要請した。玉城デニー知事も21日の定例会見で、原因究明と再発防止を申し入れる考えを示した。

　沖縄ではパラシュート降下な…