「マッキンリー山」改名に込めた意図 トランプ関税初日は肩すかし
トランプ米大統領は20日、看板政策の関税の大幅引き上げについて、就任初日の発動を見送った。関税を材料に二国間協議を有利に進める意向がありそうだが、高関税政策が根本的にはらむ副作用への警戒感も背景にはある。 2025年1 [...] The post 「マッキンリー山」改名に込めた意図 トランプ関税初日は肩すかし appeared first on Japan Today.
Tomas Kauer - News Moderator 
トランプ米大統領は20日、看板政策の関税の大幅引き上げについて、就任初日の発動を見送った。関税を材料に二国間協議を有利に進める意向がありそうだが、高関税政策が根本的にはらむ副作用への警戒感も背景にはある。
20日の就任演説でトランプ氏は、「偉大な大統領ウィリアム・マッキンリーの名前を、マッキンリー山に戻す」と表明した。2015年に「デナリ」と改称されていたアラスカ州の北米最高峰の名称を、それ以前の「マッキンリー」に戻すとの宣言だ。第25代大統領マッキンリー（在職は1897～1901年）にちなんだ名前だった。
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マッキンリー大統領は、保護貿易が米国を豊かにするとの考えから、他国からの輸入品に平均57%の関税をかけた。トランプ氏はマッキンリーに言及することで、自らの高関税政策の正当性を高める狙いもあったとみられる。
演説では「米国の労働者と家…
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