高岡銅器、二宮金次郎から進撃の巨人まで 像もアートも、輝く職人技

高岡銅器の製造工程で、銅合金を鋳型に流し込む様子=2025年4月18日午前11時43分、富山県高岡市、椎木慎太郎撮影  富山県高岡市で作られる「高岡銅器」は、釣り鐘や灯籠(とうろう)など、寺社関係の銅器の生産で知られ、国 [...] The post 高岡銅器、二宮金次郎から進撃の巨人まで 像もアートも、輝く職人技 appeared first on Japan Today.

高岡銅器、二宮金次郎から進撃の巨人まで 像もアートも、輝く職人技
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高岡銅器の製造工程で、銅合金を鋳型に流し込む様子=2025年4月18日午前11時43分、富山県高岡市、椎木慎太郎撮影
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 富山県高岡市で作られる「高岡銅器」は、釣り鐘や灯籠(とうろう)など、寺社関係の銅器の生産で知られ、国の伝統的工芸品にも指定されている。最近では現代アート作品のほか、サザエさんや進撃の巨人など高岡産の銅像も日本各地に広がる。高岡銅器の歴史と現在を探った。

 高岡城主の前田利長が1611年、鋳物師を城下町に呼び寄せたことが起源とされる。当初は鍋や釜、農具などの鉄器を作らせていたが、江戸中期以降、寺社からの需要が高まり、仏具や茶器などの銅器を作るようになった。それが高岡銅器に発展した。

 1930年に高岡市の銅器の…

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