第1回「最近、失敗していない」 親元離れ山あいの高専へ 磨く起業精神

10月初旬、徳島県神山町にある神山まるごと高専で、1年生のプログラミング授業が始まった。
授業の課題は「バーコードをつくろう」。学生たちはグループに分かれ、教員が示した数字のコードをもとにバーコードをつくるプログラムを書く。
やがて学生たちのノートパソコンに続々と黒と白のしま模様が現れた。スキャナーやスマートフォンでうまく読み取れると、コードで表されていた商品がわかる。「この商品だったんだ」。驚きの声が上がった。
周囲がプログラムを書き上げる中、水戸市出身の長谷川真白(ましろ)さん(16)は、パソコンとにらめっこしたまま。周りに聞く様子はない。「難しい。でも、まだ自分で考えたい」
15歳で親元を離れ、未知の学びに向かう子どもたちがいます。なぜ挑戦することになったのか。新天地での学び、涙、その先に描く未来とは? それぞれの子どもたちの「選択」に迫り、学ぶ意味を考えます。
1学年40人が寮生活
徳島市街地から車で約1時間…
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