第11回「最も多くドアをたたいた人が勝つ」選挙 AI時代に1万軒回る価値
【動画】米中間選挙 戸別訪問の現場に同行取材した=金居達朗撮影
アメリカでは11月3日に中間選挙が迫り、各地で選挙運動が最終盤を迎えている。日本で選挙といえば街頭演説や選挙カーでの「連呼」がおなじみだが、アメリカでは「戸別訪問」が大きな役割を果たす。ネットやAI(人工知能)が席巻する現代でも変わらない選挙の「原風景」を訪ねてみた。
- 民主の下院奪還が有力視 1週間前の情勢
1軒1軒、呼び鈴を鳴らし
米東部ペンシルベニア州ランカスター。田園風景が広がり、馬車が行き交う観光地として知られる。
10月24日の昼、紅葉が深まる閑静な土曜日の住宅街。ボランティアのマリアン・スミスさん(49)が一軒家の呼び鈴を押した。

白髪の男性が軒先に出てきた。スミスさんは笑顔で「ブラッドは今度の選挙で接戦になっているんです」。州下院議員選で共和党現職に2度目の挑戦をする民主党新顔、ブラッド・チェンバーズさん(35)への支持を呼び掛けた。
男性はトランプ政権に不満があるといい、「アメリカは目を覚まさないと」と答えた。うなずくマリアンさんに、投票を約束した。
日本では違法
戸別訪問は「ドアノッキング…
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