輸入拡大案で貿易赤字削減アピール 4回目交渉に向け赤沢大臣訪米
日米関税交渉 4回目の日米関税交渉に出席するため、赤沢亮正経済再生相が29日、米ワシントンに向けて出発した。ベッセント財務長官らと30日（現地時間）に会談する見通し。6月中旬に開く予定の日米首脳会談を視野に、合意への道 [...] The post 輸入拡大案で貿易赤字削減アピール 4回目交渉に向け赤沢大臣訪米 appeared first on Japan Today.
Tomas Kauer - News Moderator 
4回目の日米関税交渉に出席するため、赤沢亮正経済再生相が29日、米ワシントンに向けて出発した。ベッセント財務長官らと30日（現地時間）に会談する見通し。6月中旬に開く予定の日米首脳会談を視野に、合意への道筋をつけたい考えだが、双方の主張にはまだ開きがある。日本側は改めて米国製品の輸入拡大策などをアピールして、協議の進展をめざす。
これまでの協議で日本側は、トウモロコシや大豆などの農産品や液化天然ガス（LNG）、米国車などの輸入拡大案を提示。数十億ドル分の半導体や、防衛装備品の購入も検討している。トランプ大統領は日本に対して約10兆円ある貿易赤字を問題視しており、「米国からの輸入が増えれば、貿易赤字の削減につながる」（経済官庁幹部）と、訴える作戦だ。
前回24日の協議で赤沢氏は、ラトニック商務長官やグリア米通商代表部（USTR）代表と個別に会い、それらの提案についても話し合ったもようだ。今回はその内容を練り直し、前回欠席したベッセント氏にも提案する。
石破茂首相とトランプ氏は…
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