訓練した盲導犬をユーザーへ 成長した姿見ると「パワーをもらえる」

視覚障害者の日常を支える盲導犬の訓練施設「いばらき盲導犬協会」(茨城県ひたちなか市)の盲導犬歩行指導員を務めている水谷由美さん。ラブラドルレトリバーなどの犬を訓練し、県内外のユーザーに盲導犬として送り出している。
津市出身。子どものころから動物が好きで、高校時代から、名古屋市の中部盲導犬協会に通いながらボランティアをしていた。その後、狭き門だったが、協会に退職に伴う欠員が出て就職できた。中部では34年ほど勤務し、200頭近く盲導犬を育てて提供してきた。
茨城の協会では、2019年から働き始めた。担当者の退職などで業務が止まっていたところ、知人の紹介があり、縁ができた。現在、協会の実務は実質1人で切り盛りしている。協会の運営と盲導犬の育成は、9割が企業や団体、個人の寄付金で賄われているという。
盲導犬は10才ほどで引退
盲導犬は、生後2カ月くらい…
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