西条が白虎をモチーフにした作品披露 書道パフォーマンス甲子園
西条(愛媛)の作品=2025年7月27日午後1時7分、愛媛県四国中央市の伊予三島運動公園体育館、堀江泰史撮影 高校生が書や演技の美しさを競い合う第18回書道パフォーマンス甲子園(朝日新聞社など後援)が27日、愛媛県四国 [...] The post 西条が白虎をモチーフにした作品披露 書道パフォーマンス甲子園 appeared first on Japan Today.

高校生が書や演技の美しさを競い合う第18回書道パフォーマンス甲子園(朝日新聞社など後援)が27日、愛媛県四国中央市の伊予三島運動公園体育館であり、水戸葵陵(きりょう)(茨城県)が初優勝した。四国から出場した3校のうち、高松商(香川県)が5位に入賞した。
愛媛県内からは、5大会ぶり6回目の出場の西条が、キトラ古墳(奈良県明日香村)の壁画に描かれた白虎をモチーフにした作品を披露した。白虎の絵の前で和太鼓を打ち鳴らし、神聖さなどを意味する言葉「稜威」を大きく書いた。
審査員からは「堂々として切れのある演技。この空間の邪気をはらってくれた気がしました」と評価された。書道部の織田桃子主将(3年)は「3年間やってきたことが発揮できて達成感があります。大会に出たことが先輩方や支えてくれた方に恩返しになれば」と話した。
優勝した水戸葵陵は「戦後80年」をテーマにした。さだまさしさんの曲「防人の詩」やモールス信号などを効果的に使い、息の合ったダンスを披露して「尊厳」「争いの無い世界へ」「未来へ繫(つな)げ」などと書いた。審査員は「書とダンスをここまで融合させるチームが出てきたのかと感じ非常にうれしい。若い人の可能性に驚かされました」と話した。
33都府県の高校104校から応募があり、21校が出場した。四国から高松商と西条のほか、高松西が出場した。上位5校と地元四国中央市の三島の計6校は8月21日、大阪・関西万博で開かれる「書道パフォーマンス甲子園inEXPO」に出場する。準優勝以下は次の通り。
【準優勝】松本蟻ケ崎(長野県)【3位】八幡中央(福岡県)【4位】須磨東(兵庫県)【5位】高松商
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