福島県の介護施設にクマ侵入 職員に向かうように、入居者らは無事

13日午前6時35分ごろ、福島県南会津町田部の高齢者介護施設から「クマが施設に入ってきた」と110番通報があった。南会津署員が駆けつけると、1階共用ホールの窓ガラスが割られ、クマが侵入した跡があった。
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施設には当時、職員1人と入所者6人がいたが、いずれも無事という。施設によると、ホールは入所者が食事などをする場所。施設の代表(64)は「早朝で入所者は1階と2階の部屋にいた。日中に侵入されていたら大変なことになっていた」と取材に話した。
同署や施設によると、室内にいた夜勤明けの職員が、体長約1メートルのクマが庭にいるのを見付けた。その直後、クマは職員に向かうように突進。掃き出し窓を突き破って侵入した。職員は1階の入所者のいる部屋に逃げ込んだ。
クマはホールを5~10分歩き回った後、外へ出た。6時50分ごろに警察が到着すると、ホールにはクマの血や毛、割れたガラスが散乱していた。
施設代表によると、施設の周囲ではクマの目撃情報はあまりなかったという。
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