トランプ大統領、インドへの武器売却増を表明 F35戦闘機も検討

2025年2月13日、ホワイトハウスで握手するトランプ米大統領(右)とインドのモディ首相=ロイター  訪米中のインドのモディ首相とトランプ米大統領が13日、ホワイトハウスで会談した。トランプ氏はインドの関税や対インドの貿 [...] The post トランプ大統領、インドへの武器売却増を表明 F35戦闘機も検討 appeared first on Japan Today.

トランプ大統領、インドへの武器売却増を表明 F35戦闘機も検討
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2025年2月13日、ホワイトハウスで握手するトランプ米大統領(右)とインドのモディ首相=ロイター

 訪米中のインドのモディ首相とトランプ米大統領が13日、ホワイトハウスで会談した。トランプ氏はインドの関税や対インドの貿易赤字に不満を示す一方、中国への対抗を念頭に、日米豪印の戦略対話「QUAD(クアッド)」などでの協力が重要だとの考えでモディ氏と一致した。インドへの武器売却も増やすと表明した。

 会談後に開いた共同記者会見でトランプ氏は、「米国とインド、豪州、日本との強力な協力関係を再確認した。インド太平洋地域での平和と繁栄、安定を維持するために非常に重要だ」と述べた。自身の第1次政権で、クアッドを活性化させたとも振り返った。

 ただ、インドが米国製品に課す関税について、トランプ氏は「大きな問題だと言わざるを得ない」と述べ、巨額の貿易赤字にも不満を示した。

 「米国第一」を掲げるトランプ氏が貿易赤字の解消のうえでも期待するのは、インドへの武器売却や、石油や液化天然ガス(LNG)などの輸出だ。

 トランプ氏は「今年からインドへの武器売却を数十億ドル増やす」と述べ、将来的なF35ステルス戦闘機の提供も検討するとした。トランプ氏は会談の冒頭、インドが「米国製の石油とガスを多く購入しようとしている」とも述べた。

武器の購入、インド側にも利点

 国益を重視するインド側にと…

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