イスラエル空軍の予備役・退役の千人 戦闘より人質解放優先と書簡

パレスチナ自治区ガザで2025年4月8日、食料の配給を受けに集まってきた人たち=ロイター  パレスチナ自治区ガザの戦闘が長期化するなか、イスラエル空軍の予備役と退役軍人の計約1千人が10日、イスラム組織ハマスとの停戦合意 [...] The post イスラエル空軍の予備役・退役の千人 戦闘より人質解放優先と書簡 appeared first on Japan Today.

イスラエル空軍の予備役・退役の千人 戦闘より人質解放優先と書簡
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パレスチナ自治区ガザで2025年4月8日、食料の配給を受けに集まってきた人たち=ロイター

 パレスチナ自治区ガザの戦闘が長期化するなか、イスラエル空軍の予備役と退役軍人の計約1千人が10日、イスラム組織ハマスとの停戦合意による人質の解放を政府に求める公開書簡を複数の地元紙で発表した。イスラエル軍は同日、書簡に署名した予備役を解雇する方針を明らかにした。

 地元メディアによると、書簡は、政府に対して人質解放を優先すべきだと訴え、「ガザの戦闘はいまや国家の安全よりも政治的、個人的利益のために行われている」と指摘。さらに「戦闘継続は人質、イスラエル軍兵士、市民に死をもたらす」とし、過去に証明されているように合意によってのみ人質は無事に帰還できるとした。

 地元メディアのタイムズ・オブ・イスラエルによると、署名したのは空軍の予備役約60人と退役軍人約900人。別の予備役40人は書簡の公開前に軍の説得を受け、署名を撤回したという。

 ネタニヤフ首相は「戦時に軍…

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