第2回ブラジルサッカーの源流は貧困 「富裕層入り」がモチベーション
【連載】 サッカー王国の光と影 第2回 サンパウロFCのユースチーム専用グラウンド。写真奥にも広大な敷地がある=2025年1月8日午後、サンパウロ、軽部理人撮影 緑の芝のグラウンドの向こう側に、また別のグラウンドが見え [...] The post 第2回ブラジルサッカーの源流は貧困 「富裕層入り」がモチベーション appeared first on Japan Today.

【連載】 サッカー王国の光と影 第2回
緑の芝のグラウンドの向こう側に、また別のグラウンドが見える。若手選手用の施設とは思えない豪華さだ。
面積は15ヘクタール。東京ドーム3個分に及ぶ。サッカーグラウンドが12面。ジムや美容院、ホテルまである。
「敷地内で多くのことが完結する。学校に行くには、外に出る必要があるけどね」
ルアン・ファリアさん(33)はそう笑う。
スカウトが最も注目、「技術力」
南米最大の街、ブラジル・サンパウロ。中心部から車で1時間ほどの場所に、サッカーの強豪サンパウロFCのユースチーム専用施設がある。20歳以下の若手選手がトレーニングに励み、1軍入りを目指す場だ。
【連載】 サッカー王国の光と影
W杯で5度の優勝を誇る「サッカー王国」ブラジル。貧困層が半数を占めるこの国では、ビニシウスのように貧しい出自を持つ選手が無数にいます。貧困層にとってサッカーとは何なのか。ブラジル社会の「現在地」を歩きました。
学校での部活動が育成の主流…
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