卵卸売価格1キロ305円、今月80円上昇 鳥インフルエンザ影響

スーパー「アキダイ関町本店」で卵を買い求める客=2024年11月14日午前11時18分、東京都練馬区、山田暢史撮影  鳥インフルエンザの急増の影響で、卵価格が上昇している。卵の卸売価格の目安となるJA全農たまごが31日に [...] The post 卵卸売価格1キロ305円、今月80円上昇 鳥インフルエンザ影響 appeared first on Japan Today.

卵卸売価格1キロ305円、今月80円上昇 鳥インフルエンザ影響
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スーパー「アキダイ関町本店」で卵を買い求める客=2024年11月14日午前11時18分、東京都練馬区、山田暢史撮影

 鳥インフルエンザの急増の影響で、卵価格が上昇している。卵の卸売価格の目安となるJA全農たまごが31日に発表した東京地区のMサイズ1キロあたりの値段は305円で、1月上旬から80円上昇した。300円超えは、過去最悪の被害の影響が続いていた2023年7月以来の水準。大阪地区は同290円、名古屋地区は同320円だった。

 31日時点で、今シーズン(24年秋~25年春)の鳥インフルエンザは14道県で48件発生、約911万羽が殺処分の方針となっている。特に年明けから急増し、1月は過去最大だった22年のシーズン(22年秋~23年春)の発生件数、処分数を上回り、特に千葉県、愛知県に集中している。

 22年のシーズンは過去最大の鳥インフルエンザが発生。26道県で84件、約1771万羽が処分された。この影響で、東京地区の卵価格が350円となり、「エッグショック」とも呼ばれた。

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 江藤拓農林水産相は31日の…

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