身近な性差のなぜ? 女子校での国際コンテスト挑戦で見えてきた課題

最優秀賞の賞状を手にする斎藤優さん(左)と及川ひかりさん=2025年5月23日、宇都宮市、小林直子撮影  米ハーバード大学の卒業生らでつくる団体が毎年開催している国際的なエッセーコンテストに、日本の高校生たちが挑んでいる [...] The post 身近な性差のなぜ? 女子校での国際コンテスト挑戦で見えてきた課題 appeared first on Japan Today.

身近な性差のなぜ? 女子校での国際コンテスト挑戦で見えてきた課題
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最優秀賞の賞状を手にする斎藤優さん(左)と及川ひかりさん=2025年5月23日、宇都宮市、小林直子撮影

 米ハーバード大学の卒業生らでつくる団体が毎年開催している国際的なエッセーコンテストに、日本の高校生たちが挑んでいる。テーマは「あなたの国で女性たち・少女たちが直面している最大の課題は何ですか」だ。

 エッセーコンテストを主催するのはハーバード大学の卒業生らでつくる団体「Harvard(ハーバード) Global(グローバル) WE(ウィー)」。毎年夏、高校2年生を対象に作品を募集している。これまでに米国内のほか、フランスやインド、韓国などの高校が参加しているが、日本の複数の高校が参加するのは昨年度が初めてだったという。

 昨年度、初挑戦した高校の一つ、栃木県立宇都宮女子高校(宇都宮市)では、英語の授業で取り組み、2年生(現在の3年生)約280人が参加した。

 昨年の春、過去の受賞作品を読むことから準備を開始。その後、生徒たちが直面したのが、テーマ選びの難しさだった。

「男女差別を感じたことがない」

 「学校生活で特に男女差別を…

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