繰り返される移住ブームの実態 自治体は人数競争から卒業せよ
国際大学GLOCOM研究員の伊藤将人さん=東京都、日浦統撮影 いま、地方への移住がブームだ。メディアの記事や地方議会の議題でも取り上げられる機会が増えている。自治体も手厚い支援策で移住者を呼び込む。何度もブームになって [...] The post 繰り返される移住ブームの実態 自治体は人数競争から卒業せよ appeared first on Japan Today.

いま、地方への移住がブームだ。メディアの記事や地方議会の議題でも取り上げられる機会が増えている。自治体も手厚い支援策で移住者を呼び込む。何度もブームになってきた移住だが、今回の流行は続くのか。地域を越える人の移動を研究する国際大学GLOCOMの伊藤将人研究員(29)に話を聞いた。
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――地方移住がブームです。
「2014年に政府が地方創生を打ち出して以降、注目を集めています。翌年に閣議決定した第2次国土形成計画は、地方移住の促進を『国民的運動』と明示しました。東京の一極集中と地方の担い手不足という、日本の抱える二つの難題を解決できる一石二鳥の政策だと考えたのです」
■コロナ禍でも飛び交った希望…
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