第6回水没の危機に直面するマーシャル諸島に砂浜を 日本人研究者らの挑戦
気候変動に伴う海面上昇や水没の危機に直面する中部太平洋のマーシャル諸島で、日本の研究者らが、砂浜を造る事業に挑んでいる。中心人物の茅根創・東京大学大学院理学系研究科元教授(地球システム学、サンゴ礁学)は、「水没の危機は [...] The post 第6回水没の危機に直面するマーシャル諸島に砂浜を 日本人研究者らの挑戦 appeared first on Japan Today.

気候変動に伴う海面上昇や水没の危機に直面する中部太平洋のマーシャル諸島で、日本の研究者らが、砂浜を造る事業に挑んでいる。中心人物の茅根創・東京大学大学院理学系研究科元教授(地球システム学、サンゴ礁学)は、「水没の危機は、気候変動による海面上昇だけではなく、人口密集による生態系の破壊も加わって複合的に起きる」と説明。「生態系を修復しながら、海面上昇に備えていくべきだ」と語る。
- 止まらない人口流出 気候変動とトランプ政権に悩むマーシャル諸島
「星の砂」を使った養浜事業
茅根さんらは2024~26年、日本の環境省の研究資金を得て、マーシャル諸島に新しい浜辺を作る「養浜事業」の準備を進めている。現地政府の了解が得られれば、27年から試験的に始める。「星の砂」と呼ばれる、サンゴ礁にすむ単細胞生物の有孔虫の死骸を使う。
マーシャル諸島の標高は平均2メートル。サンゴ礁の上に、サンゴの破片や有孔虫の砂が積み上がってできた29の環礁と、独立した五つの島からなる。茅根さんらの調査では、首都があるマジュロ環礁では、有孔虫が1平方メートルあたり数十万個体も確認できた。
■「生物と生物の死骸で成り立…
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