湾岸の「スカイライン」上で撮るか下から撮るか 東京ゲートブリッジ

ロックミュージシャンの佐野元春さんに「東京スカイライン」という曲がある。
スカイラインといえば箱根や信貴生駒といった山や高原を走る道を思い浮かべるが、高山のない東京23区にも眺望が開けた「スカイライン」はある。曲の出だしはこうだ。
《東京スカイライン 蒼(あお)いセロファンの海 橋から見下ろす街に 汚れのない光》
【撮影ワンポイント】東京ゲートブリッジ
三角形のトラス構造が際立つよう、ライトアップされる日没後を狙った。午後6時過ぎ、羽田空港に着陸する飛行機が近くを旋回したので、その光跡も30秒間露光して写し込んだ。晴れの日を選んだが、撮影地は夕方になると毎日強風が吹いていた。写真のブレを防ぐために、三脚におもりを固定して撮影した。(小林正明)
- 【いいね!探訪記】
東京都江東区若洲と中央防波堤を結ぶ東京ゲートブリッジは、湾岸のスカイラインと呼ぶにふさわしい。全長約2.6キロ、橋梁(きょうりょう)最上部の高さ87.8メートル、海面から橋まで約60メートル。周りに視界を遮るもののない埋め立て地の突端。車で駆け上がっていくと、空へ上っていくような高揚感に包まれる。初めて渡った時、記者は橋からの光景に「東京スカイライン」を重ねて感激した。
脇見運転は禁物だが、ゆっくり眺めを楽しむ手はある。橋の北西面(都心側)に歩道があり、両岸のエレベーターから上がることができるのだ。
レインボーブリッジとお台場…
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