強さ求めた半生を自画像に 元ボクサー鬼塚勝也さんが取り戻した興奮
福岡県立美術館で展覧会を開く鬼塚勝也さん=2025年2月17日、福岡市博多区中呉服町、松本江里加撮影 「弱いからこそ強くなりたい」 ボクシングの元世界チャンピオン鬼塚勝也さん(55)は、子どものころから、そう願ってき [...] The post 強さ求めた半生を自画像に 元ボクサー鬼塚勝也さんが取り戻した興奮 appeared first on Japan Today.

「弱いからこそ強くなりたい」
ボクシングの元世界チャンピオン鬼塚勝也さん(55)は、子どものころから、そう願ってきた。今、リングから「自画像」という場に舞台を移し、絵を描くことで思いを表現している。
鬼塚さんは北九州市小倉北区出身。中学3年の冬、地元のジムでボクシングを始めた。ボクシング部がある豊国学園高校(同市門司区)に進学し、2年生で全日本ライトフライ級優勝。1988年にプロデビューし、92年にWBA世界ジュニアバンタム(現スーパーフライ)級王者に。5度の防衛を果たした後、94年に引退した。
絵を描き始めたのは引退後。「一度すべてをまっさらにしてみたかった」。旅先の米ロサンゼルスの日本人街にあった保育園で、職員の補助として2カ月ほど働いた。
子どもたちが楽しそうにお絵…
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