和歌山・串本から発射のカイロス3号機 応援者の名前とともに飛行へ

和歌山・串本から発射のカイロス3号機 応援者の名前とともに飛行へ
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上昇するカイロス2号機に拍手を送る見学者たち=2024年12月18日、和歌山県串本町田原、菊地洋行撮影
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 和歌山県串本町田原の民間ロケット発射場「スペースポート紀伊(SPK)」から打ち上げられる予定の小型ロケット「カイロス」3号機は、搭載する4基の人工衛星のほか、応援してくれた約3千人の名前を記したシールを機体に貼って上昇する。そんな構想を、宇宙事業会社スペースワン(東京)が明らかにした。

 8日、串本町西向であったSPK周辺地域協議会の臨時総会で、スペースワンの阿部耕三執行役員が3号機の進捗(しんちょく)状況とともに明らかにした。

 阿部執行役員は「人工衛星を軌道投入するのが一番の恩返しだが、たくさん応援してくれた地元の人たちに感謝したい」と述べた。県や串本町、那智勝浦町のロゴマークをベースにしたシールの仕様など詳細は後日発表するという。

 協議会は、県や、公式見学場…

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