写経で心落ち着く時間を 精神統一や供養などきっかけ問わず自宅でも
写経では「般若心経」の262文字を書き写すのが一般的だ。お経の意味がわからなくても、書き写したり声に出して読んだりすることは、とても功徳があるとされてきた=2025年6月、神宮司実玲撮影 最近、心にもやがかかった感じが [...] The post 写経で心落ち着く時間を 精神統一や供養などきっかけ問わず自宅でも appeared first on Japan Today.

最近、心にもやがかかった感じが続き、なんとなく落ち着かない。気分をリフレッシュさせようと、十数年ぶりに写経をすることにした。
予約制で写経ができる東京都大田区の本寿院を訪ねた。「うまいへたは関係ありません。一字一字を仏様だと思って、心をこめて書写してください」。三浦尊明住職があたたかく迎え入れてくれた。
写経とは、文字どおり仏教の経典を書き写すことだ。一般的には、釈迦の説法を要約した262文字の「般若心経」が書かれた紙を筆でなぞる。
意味がわからなくてもお経を書き写したり、声に出して読んだりすることは功徳があるとされてきた。古くは信仰や修行の一環だったが、瞑想(めいそう)や精神統一としても広く親しまれている。
本寿院の写経には、年齢や性別に関係なく幅広い層の人が訪れる。水子供養や亡くなった家族や友人の供養、心願成就や自分の誕生日記念の人もいるという。
三浦住職は、「きっかけは供…
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