井山裕太碁聖、逆転防衛で二冠を死守 囲碁碁聖戦第5局
フルセットの激闘の末に碁聖5連覇を果たした井山裕太碁聖=20日、東京・市ケ谷の日本棋院 第50期囲碁碁聖戦五番勝負(新聞囲碁連盟主催)の最終第5局が20日、東京・市ケ谷の日本棋院で打たれ、井山裕太碁聖(36)=王座を合 [...] The post 井山裕太碁聖、逆転防衛で二冠を死守 囲碁碁聖戦第5局 appeared first on Japan Today.

第50期囲碁碁聖戦五番勝負(新聞囲碁連盟主催)の最終第5局が20日、東京・市ケ谷の日本棋院で打たれ、井山裕太碁聖(36)=王座を合わせ二冠=が挑戦者の芝野虎丸十段(25)に196手までで白番中押し勝ちした。通算3勝2敗でシリーズを制し、碁聖通算11期目となる5連覇を果たした。
2016、17年の2度にわたり七冠独占を遂げた井山だが、芝野ら台頭する若手に徐々にタイトルを奪われ、今期碁聖戦は失冠すれば14年ぶりの一冠に後退する瀬戸際に追い込まれていた。第3局で2敗目を喫してカド番に立たされたが、第4局から連勝してタイトルを死守した。
芝野は今年、公式戦の勝率8割と絶好調で、春先に井山にストレート勝ちして十段を奪取。勢いを駆って二冠目を狙ったが、ならなかった。26日から一力遼名人(28)=棋聖、天元、本因坊を合わせ四冠=との名人戦七番勝負に臨む。
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