九回暗転3失点、東邦がサヨナラ負け 浮き彫りになった夏への課題
マウンドで話す東邦の中山達椰捕手(左)と先発の田村幸輝投手=2025年5月25日、ダイム伊勢、辻健治撮影 (25日、第72回春季東海地区高校野球大会1回戦 岐阜城北5―4東邦) 東邦は、つかみかけていた勝利を土壇場で [...] The post 九回暗転3失点、東邦がサヨナラ負け 浮き彫りになった夏への課題 appeared first on Japan Today.

(25日、第72回春季東海地区高校野球大会1回戦 岐阜城北5―4東邦)
東邦は、つかみかけていた勝利を土壇場で逃した。
2点リードで迎えた九回の守り。相手の先頭打者を失策で出塁させると、内野安打と死球で無死満塁。3番手の加藤琉生投手(3年)は、次打者を空振り三振に抑えたが、その後は連打で3失点してサヨナラ負けとなった。
山田祐輔監督は「エラーや四死球がいつも失点につながっている。集中力をどれだけ維持することができるかが夏への課題」と言った。
東邦は昨秋、愛知県大会の地区予選で敗れた。今春は県大会で準優勝と巻き返しを見せているものの、チームの課題の一つは投手陣の底上げだろう。速球派右腕のエース久田泰心投手(3年)は、春季県大会では3試合連続完封と快投を見せた。しかし、それに続く投手に安定感がまだ備わっていない。
この日は久田投手の出番はなく、ほかの3年生たちの継投となった。練習試合でもなじみの相手だという岐阜城北に対し、先頭打者を打ち取ったのは八回だけで、得点圏に走者を背負う展開が続いた。
チームがめざすのは2016年以来9年ぶりの全国選手権出場だ。昨夏の愛知大会で準優勝に終わった悔しさを誰もが忘れていない。
投手陣をリードする中山達椰捕手(3年)は「みんないい球を持っているし、先発になれる可能性はある。ゲームメイクできる力を引き出せるように自分が引っ張っていきたい」と夏を見据えて話した。
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