万博フランス館にレア・セドゥさん 日本映画は「精神性深く、美的」

万博フランス館にレア・セドゥさん 日本映画は「精神性深く、美的」

 大阪・関西万博のフランス館で13日、ナショナルデーのイベントに俳優のレア・セドゥさんが登壇した。現代フランス映画界を代表するスター。「愛の讃歌」というテーマにちなみ、フランス館と日本館を「赤い糸」でつなぐパフォーマンスに参加した。

写真・図版
大阪・関西万博フランス館のイベントで登壇したレア・セドゥさん=2025年9月13日、大阪市、藤谷和広撮影

 セドゥさんの出演作は愛が中心的なテーマになっていることが多い。若い女性同士の恋愛を描いた「アデル、ブルーは熱い色」は2013年のカンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを受賞。その後、「007」シリーズや「デューン 砂の惑星PART2」で国際的に活躍する一方、「それでも私は生きていく」などで等身大のフランス女性を細やかに演じてきた。奥行きのある表情、不安やいらだちを帯びた佇(たたず)まいは、恋愛における他者の存在の不確かさを印象づける。

写真・図版
大阪・関西万博フランス館のイベントで登壇したレア・セドゥさん=2025年9月13日、大阪市、藤谷和広撮影

 セドゥさんは「かねて、とて…

The post 万博フランス館にレア・セドゥさん 日本映画は「精神性深く、美的」 appeared first on Japan Today.