なぜここに? 人口580人の村にできたモンベル店、ご当地限定品も

なぜここに? 人口580人の村にできたモンベル店、ご当地限定品も
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モンベルルーム吉野路黒滝店の前に置かれた「モンタベア」のチェーンソーアート作品=2025年8月21日、奈良県黒滝村長瀬、阪田隼人撮影
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 奈良県の山あいにある人口わずか約580人の黒滝村に今春、アウトドア用品大手「モンベル」の店舗がオープンした。全国にある計147店の中でも、同村が人口最少の地になるという。なぜそこに? 奈良市内から車で1時間半、現地を訪ねた。

 8月21日の昼過ぎ、黒滝村長瀬にある道の駅は約50台の駐車スペースが埋まり、遠方から訪れた人でにぎわっていた。併設する「モンベルルーム吉野路黒滝店」でも、商品を購入したり店先にあるクマのチェーンソーアート作品を撮影したりする人の姿が見られた。

 4月にオープンした同店は、売り場面積約160平方メートル。登山やキャンプ・水遊びなどに使える商品約1100種類、約8千点をそろえる。小田陽平店長(41)は「ここでしか買えない2種類のオリジナルTシャツが一番人気。ネット販売もしていないので、サイズに関する問い合わせの電話もよく入ります」と教えてくれた。

運営を担うのは森林組合

 林業に使える作業服が豊富に…

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