NY市長有力候補に急進左派の33歳が浮上 予備選で大物抑え優勢に
米ニューヨークで2025年6月4日、ニューヨーク市長選の予備選を前に討論会の会場に到着した市長選候補者のゾーラン・マムダニ氏=AP 米国最大の都市ニューヨーク(NY)の市長選で、急進左派系のニューヨーク州議会議員ゾーラ [...] The post NY市長有力候補に急進左派の33歳が浮上 予備選で大物抑え優勢に appeared first on Japan Today.

米国最大の都市ニューヨーク(NY)の市長選で、急進左派系のニューヨーク州議会議員ゾーラン・マムダニ氏(33)が勝利する可能性が出てきた。24日に民主党の予備選があり、集計の中間段階で、本命とされていたアンドリュー・クオモ前NY州知事(67)をリードし、トップに躍り出ている。
インド系のマムダニ氏は、商品を卸価格で販売する公営スーパーマーケット設置による物価対策や、市営バスの完全無料化、企業やトップ1%の富裕層に対する増税など、急進左派的な政策が特色だ。無名だったが、終盤になり猛追が伝えられていた。当選すればNY市で初のムスリム市長となる。
最初の開票結果でマムダニ氏は43・5%を獲得。クオモ氏は36・4%にとどまる(開票率96%)。クオモ氏は同日夜、「彼が勝った」と述べた。NY市は民主支持者が多く、同党の予備選勝者が11月の本戦でも勝利する公算が大きいとされる。無所属で出馬する現職のエリック・アダムス市長や共和党候補らと競うことになる。
■相手は大物政治家、セクハラ…
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