2年主体の取手松陽、存在感見せたのは3年だった 高校野球茨城大会

好守を見せる取手松陽の鈴木健史=2025年7月7日、Jスタ土浦、斉藤勝寿撮影  (7日、第107回全国高校野球選手権茨城大会1回戦、取手松陽2―1取手一)  「取手対決」は、取手松陽が取手一に競り勝った。取手松陽は2年生 [...] The post 2年主体の取手松陽、存在感見せたのは3年だった 高校野球茨城大会 appeared first on Japan Today.

2年主体の取手松陽、存在感見せたのは3年だった 高校野球茨城大会
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好守を見せる取手松陽の鈴木健史=2025年7月7日、Jスタ土浦、斉藤勝寿撮影

 (7日、第107回全国高校野球選手権茨城大会1回戦、取手松陽2―1取手一)

 「取手対決」は、取手松陽が取手一に競り勝った。取手松陽は2年生主体のチームだが、存在感を見せたのは先発メンバー2人の3年生だった。

 その2人。三塁手の鈴木健史は最初こそミスが出たものの、気持ちを切り替え、再三の好プレーでチームを盛り上げた。1番打者の野崎龍人は勝ち越しにつながる貴重な安打を放った。

 後輩に声をかけることも心がけた。鈴木は「大丈夫だよ。自分を信じて」と内野陣を励まし、野崎は「右中間、左中間は自分に任せて。ミスしてもいいから楽しんで」と外野陣を勇気づけた。

 ベンチで常に鼓舞したのは主将で3年の関口翔太だ。伝令に走った九回は、体調不良でベンチに入れなかった同学年の女子マネジャー渡辺彩加さんのことを口に出した。今日勝てば、渡辺さんもベンチに入れるから、勝とう、と。

 河島浩監督は「勝てたのは3年生の力だと思う」とねぎらった。

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