「難関校」に心躍らず 「高校は大学入試のためにある?」選んだ先は

難関とされる、地元の公立高校に進む道もあった。だが「なんかぐっとこない」。
慶応義塾大4年の中居栞愛(かんな)さん(22)は中学3年の頃、高校選びに悩んでいた。
大学進学実績や、入試に向けたカリキュラム……。高校の説明会などで話される内容に心が動かない。「結局、大学に向けた話ばかり。そのための3年間を過ごすの?」。勉強は嫌いではなく、成績は安定している。大学には行きたいと思いつつ、想像する高校生活に心が躍らなかった。
当時をこう振り返る。「高校に『行かないといけない』はあったけど、『行きたい』理由がみつからない」
15歳で親元を離れ、未知の学びに向かう子どもたちがいます。なぜ挑戦することになったのか。新天地での学び、涙、その先に描く未来とは? それぞれの子どもたちの「選択」に迫り、学ぶ意味を考えます。
- 【連載】15の選択 学びたい場所へ
「国内留学」 何、これ?
悩みの渦中にあった中3の6月ごろ、学校の階段の踊り場で1枚のポスターが目にとまった。「国内留学」の文字に「何、これ?」。海外留学なら分かるけど、国内留学って……。
その日のうちに母に話した…
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