寺地はるなさんの小説、初の映像化 噓をつく家族の物語、故郷で撮影
「架空の犬と噓をつく猫」の文庫本を手にする寺地はるなさん=2025年2月8日午後1時45分、佐賀市駅前中央1丁目、岡田将平撮影 今年作家デビュー10周年の寺地(てらち)はるなさん(47)の小説が初めて映像化される。破綻 [...] The post 寺地はるなさんの小説、初の映像化 噓をつく家族の物語、故郷で撮影 appeared first on Japan Today.

今年作家デビュー10周年の寺地(てらち)はるなさん(47)の小説が初めて映像化される。破綻(はたん)した噓(うそ)をつき続けた家族の物語を、30年間にわたって描く「架空の犬と噓をつく猫」が映画となる。全編が撮影された故郷・佐賀を訪れた寺地さんは「一つの家族の長い長い時間の物語。人生を追うような気持ちで見てもらえるのでは」と語った。
家族だから仲良く? 小説に込めた思い
寺地さんは佐賀県唐津市出身。「ビオレタ」でポプラ社小説新人賞を受賞し、2015年に作家デビューした。2月7日、映画化の報告のため佐賀県庁で山口祥義知事と面会し、翌8日は、佐賀市内の書店をめぐった。
17年に中央公論新社から出版された「架空の犬と噓をつく猫」は、主人公の成長にあわせ、昭和の終わりから平成の終わりまでの30年間を描く。主人公には、空想の世界に生きる母や、愛人の元に逃げる父らがいる。
作品にこめた思いについて…
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