国際ブッカー賞、受賞者からノーベル文学賞作家も 本賞は世界的権威

国際ブッカー賞の最終候補に残った日本人作家  川上弘美さんの「大きな鳥にさらわれないよう」の英訳版「Under the Eye of the Big Bird」(アサ・ヨネダさん訳)が最終候補に選ばれている国際ブッカー賞 [...] The post 国際ブッカー賞、受賞者からノーベル文学賞作家も 本賞は世界的権威 appeared first on Japan Today.

国際ブッカー賞、受賞者からノーベル文学賞作家も 本賞は世界的権威
写真・図版
国際ブッカー賞の最終候補に残った日本人作家

 川上弘美さんの「大きな鳥にさらわれないよう」の英訳版「Under the Eye of the Big Bird」(アサ・ヨネダさん訳)が最終候補に選ばれている国際ブッカー賞は、1969年から続くイギリスの文学賞、ブッカー賞の翻訳部門として2005年に創設された。

  • 川上弘美さん、国際ブッカー賞受賞なるか 日本文学が英国で快進撃

 フランスのゴンクール賞とともに世界的な権威のあるブッカー賞は、英語で書かれ、イギリスとアイルランドで出版された長編小説に贈られる。これまでの受賞者にはV・S・ナイポール(「自由の国で」)、J・M・クッツェー(「マイケル・K」「恥辱」=2回受賞)、カズオ・イシグロ(「日の名残り」)各氏ら後のノーベル文学賞作家、イアン・マキューアン(「アムステルダム」)、マーガレット・アトウッド(「昏き目の暗殺者」「誓願」=2回受賞)各氏といった人気作家が名を連ねる。

 一方、国際ブッカー賞は他言…

The post 国際ブッカー賞、受賞者からノーベル文学賞作家も 本賞は世界的権威 appeared first on Japan Today.