がんへの意識高めて ライトアップ 都庁やタワーなど全国で16カ所

世界対がんデーでライトアップされた東京都庁=2025年2月4日午後7時17分、東京都新宿区、杜宇萱撮影  世界対がんデーの4日、がんに対する意識を高めることなどを目指し、国際対がん連合(UICC)日本委員会が呼びかけ、全 [...] The post がんへの意識高めて ライトアップ 都庁やタワーなど全国で16カ所 appeared first on Japan Today.

がんへの意識高めて ライトアップ 都庁やタワーなど全国で16カ所
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世界対がんデーでライトアップされた東京都庁=2025年2月4日午後7時17分、東京都新宿区、杜宇萱撮影
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 世界対がんデーの4日、がんに対する意識を高めることなどを目指し、国際対がん連合(UICC)日本委員会が呼びかけ、全国16カ所でライトアップがあった。東京都庁や名古屋城、世界文化遺産の相倉(あいのくら)合掌造り集落(富山県南砺市の五箇山)、薬師寺(奈良市)、博多ポートタワー(福岡市)などが午後6時、光に彩られた。

 ライトアップに合わせ、2022年に食道がんと診断されてがん研究会有明病院で治療を受けた俳優の秋野暢子(ようこ)さんを招いた点灯式や、専門医らによる「10年後のがん医療を知る!」と題したトークがあった。

 秋野さんは2022年6月に頸部(けいぶ)食道がんと診断され、声帯を残すために手術でなく抗がん剤と放射線の治療を選んだ。その後も治療を受けたが、今は元気に過ごしているという。

 体験から、「ドクターと患者がよくコミュニケーションをとり、最終的に決めるのは患者。お任せしちゃうというのは違うと思います」と話した。がん治療を「鬼退治」と呼んでおり、「病は気からといいますが知からと思っています。そうすれば鬼退治ができる。ワールドキャンサーデーががんを知る、正しい知識を持つきっかけになれば」と話した。

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