静岡市立中のクラブ活動、27年9月から地域に完全移行

静岡県  中学校の部活動の地域移行の前倒しを検討していた静岡市は、2027年9月に完全移行する。以降は中学校から部活動はなくなり、地域の団体などが運営するスポーツや文化活動のクラブ、教室が受け皿となる「地域クラブ活動」に [...] The post 静岡市立中のクラブ活動、27年9月から地域に完全移行 appeared first on Japan Today.

静岡市立中のクラブ活動、27年9月から地域に完全移行
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静岡県

 中学校の部活動の地域移行の前倒しを検討していた静岡市は、2027年9月に完全移行する。以降は中学校から部活動はなくなり、地域の団体などが運営するスポーツや文化活動のクラブ、教室が受け皿となる「地域クラブ活動」に転換する。

 少子化による部員数と部活動数の減少や教員の働き方改革により、公立中学の部活動の地域への移行が全国的に進んでいる。市はこれまで26年夏までに休日、30年度までには平日も含めて、地域クラブ活動を全市に広げる目標を示していた。

 しかし、平日と休日の移行期をずらすと指導者や実施主体が異なり、指導方針の違いや責任の所在があいまいになるといった課題があることが分かった。

 また、中学入学後の放課後や休日の活動は、小学6年の12月ごろに検討する場合が多いとされ、いまの6年生が部活動を引退する27年8月までは部活動を継続すべきだとも考えたという。指導者など新しい態勢をつくるにも2年間をあてる。

 「(仮称)しずおか地域クラブ活動」は、いまの5年生以下の児童が検討を始める今年12月ごろよりも前の同年夏には、具体的な内容が決まる見通しだ。

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