紀の川男児殺害事件、10年目の雪の現場 父が献花「まだこれから」
息子が殺害された現場に献花する森田悦雄さん=2025年2月5日、和歌山県紀の川市後田、松永和彦撮影 和歌山県紀の川市の空き地で小学5年生の森田都史さん(当時11)が殺害された事件から、5日で10年が経った。 現場では [...] The post 紀の川男児殺害事件、10年目の雪の現場 父が献花「まだこれから」 appeared first on Japan Today.
和歌山県紀の川市の空き地で小学5年生の森田都史さん(当時11)が殺害された事件から、5日で10年が経った。
現場では雪が降る中、父の悦雄さん(76)が花を手向けて手を合わせた後、「10年が経ったがまだまだこれから。加害者からの誠意ある謝罪や賠償金の話が私たちの希望に沿うように進めば、都史君の納骨をしたい」と話した。
都史さんは2015年2月5日午後に、刃物で刺されて殺害された。近くに住む中村桜洲受刑者(32)が殺人罪などで起訴され、大阪高裁で懲役16年の判決が確定した。
- 息子を奪った受刑者が10年目に伝えてきた言葉 紀の川男児殺害事件
悦雄さんは昨年9月、犯罪被害者の思いを加害者に伝える「心情等伝達制度」を使い、中村受刑者に苦しい胸の内を伝えた。その後、中村受刑者の言葉とされる謝罪などが書かれた書類が届き、悦雄さんは中村受刑者にさらに問いかけを続けている。
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