金4個の「冬の女王」が抱える葛藤 別世界じゃない現実を伝えたい

手にした四つの金メダルの輝きが強いからか。村岡桃佳(28)は、その陰の部分が気になっている。
伝え切れていないことがあると感じているのだ。
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21歳で出た2018年平昌パラリンピックは、アルペンスキー女子大回転座位で金メダルを獲得。日本の冬季パラで史上最年少となる快挙だった。4年後の北京大会では3種目で表彰台の頂点に立った。
車いす陸上を経てチェアスキーに出会い、本格的に競技を始めたのは中学から。今では「冬の女王」とも呼ばれる。
そのトップアスリートは「障害者とパラアスリートが、別世界の人と捉えられている気がするんですよね」。幼児期の病気によって車いす生活となった、障害者の一人としての思いを口にした。
19年から再開した陸上で出…
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