誰しも知らないところから始まる HIPPYさんが語る広島とピース
HIPPYさん=広島市中区、上田潤撮影 米国による広島、長崎への原爆投下から、今年で80年。いまだ戦争も核兵器もなくならないなか、どうしたら少しでも平和に近づけるのか。被爆地とつながる各界の人たちに聞きました。 34歳 [...] The post 誰しも知らないところから始まる HIPPYさんが語る広島とピース appeared first on Japan Today.

米国による広島、長崎への原爆投下から、今年で80年。いまだ戦争も核兵器もなくならないなか、どうしたら少しでも平和に近づけるのか。被爆地とつながる各界の人たちに聞きました。
34歳の時、父方の祖父が亡くなりました。死後、被爆していたと初めて知りました。教えてくれたのは、最期まで身の回りの世話をしたおばでした。なんで一度も教えてくれなかったんだろう、と。驚いたことに父も自分の父親が被爆者だと知らなかったんです。
僕は長い間、「原爆」には全く興味がありませんでした。興味を持ってよいのか、という気持ちもあって。ちょっと触れない、腫れ物みたいな感じがありました。
でも、祖父が亡くなる数年前に広島市内のバーで、被爆者が体験を語る会に初めて参加しました。マスターの冨恵(とみえ)洋次郎さんは毎月6日にその会を開いていて、彼と共通の知人がいたため、何げなく参加したんです。
初めて被爆者の声を聞くと…
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