第107回全国高校野球選手権愛媛大会 組み合わせ決まる
組み合わせを決める抽選カードを引いて番号を告げる選手=2025年6月22日午前10時47分、松山市道後姫塚、水田道雄撮影 7月11日に開幕する第107回全国高校野球選手権愛媛大会(愛媛県高校野球連盟、朝日新聞社主催)の [...] The post 第107回全国高校野球選手権愛媛大会 組み合わせ決まる appeared first on Japan Today.

7月11日に開幕する第107回全国高校野球選手権愛媛大会(愛媛県高校野球連盟、朝日新聞社主催)の組み合わせ抽選会が22日、松山市のにぎたつ会館であった。開会式の選手宣誓は新居浜商の伊藤優芽虎(ゆめと)主将(3年)に決まった。初日は午後3時半から坊っちゃんスタジアムで、開会式のみが開かれる。試合は12日午前11時半から同スタジアムなど3球場で始まる。
今夏は55校49チーム(昨夏は55校48チーム)が出場する。シードの4校は昨秋以降の公式戦の成績をもとに決めた。
第1は新田、第2は今治西となったが、西条、済美はポイントで並んだ。このため第3、4シードを選ぶための投票を全チームの責任教師で実施。有効票48票のうち29票の西条が第3、19票の済美が第4に決まった。
この後、この4チームを除く45チームの主将らが、予備抽選の結果順に抽選カードを引いた。
24年ぶりの夏優勝を目指す松山商の安永弦生(げんき)主将(3年)は「どこと当たっても自分たちがやることは変わらない。1戦1戦大事に戦っていく」、10年ぶりの制覇を狙う今治西の越智柚貴(ゆずき)主将(3年)は「投手を中心に守り抜き、どこからでも点がとれるチーム。今年こそ絶対に甲子園に行く」と意気込みを語った。
大会は7月18日を休養日、3回戦後と準決勝前後の計3日間を予備日とする。27日予定の決勝は午前10時から、坊っちゃんスタジアムで行う。
大会会長の二神弘明・県高野連会長はあいさつで「みなさんは胸が高鳴っていると思う。1日1日を大切にして悔いの残らないよう大会まで体調を整えがんばってください」と述べた。
◇
選手宣誓をする新居浜商の伊藤優芽虎主将は、予備抽選で1番のカードを引いて決まった。抽選会場に1時間前に到着するほど気合が入っていた。「最高です。『全力勝負』が自分の中では大事なので、その言葉で宣誓したい」
◇
第1ブロック 秋・春Vの新田 投打に充実
第1シードの新田は昨秋と今春の県大会で優勝し、投打ともに充実。4年ぶりの頂点を目指す。當真嗣胤、本田巴琉らの継投で失点を抑える。高市凛大ら打線も好機に強い。宇和島東は菊沢敬飛、川口颯太の主力投手が安定。ノーシードから上位をうかがう。
第2ブロック 聖カタリナ・松山中央 激突
今春の県大会4強の済美が第4シード。エースで3年の梅原朋貴は140キロ台の直球と変化球を駆使する。昨夏の代表校・聖カタリナ、昨夏4強の松山中央が13日の初戦で激突。勝者は済美と対戦するなど好カードが続く。
第3ブロック 春準優勝の今治西が中心
昨秋の県大会3位、今春の県大会準優勝の今治西が第2シードになった。2年の榊原綜太が中心の守りのチーム。松山商のエース小林甲明は球威、コントロールともにバランス良く、気迫を前面に押し出す投球が持ち味。
第4ブロック 西条 16年ぶり頂点目指す
第3シードは今春の県大会4強の西条。プロ注目の左腕・宇佐美球児を擁し、16年ぶりの頂点を目指す。小松の投手陣は村上颯希、定成悠信が軸。先頭打者の近藤城太郎が打線を勢いに乗せるカギとなりそうだ。
The post 第107回全国高校野球選手権愛媛大会 組み合わせ決まる appeared first on Japan Today.