「死と向き合う若者たち」を演劇で 脚本は適応障害を経験した大学生

公演に向けて練習する追手門学院大の学生たち=2025年6月20日、大阪府茨木市、西崎啓太朗撮影  適応障害と診断され、死を考えるほど苦しい時期を過ごした大学生が、演劇の脚本を書いた。テーマは「死と向き合う若者たち」。筋書 [...] The post 「死と向き合う若者たち」を演劇で 脚本は適応障害を経験した大学生 appeared first on Japan Today.

「死と向き合う若者たち」を演劇で 脚本は適応障害を経験した大学生
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公演に向けて練習する追手門学院大の学生たち=2025年6月20日、大阪府茨木市、西崎啓太朗撮影

 適応障害と診断され、死を考えるほど苦しい時期を過ごした大学生が、演劇の脚本を書いた。テーマは「死と向き合う若者たち」。筋書きには自身の実体験が投影されている。

 役者を目指す追手門学院大(大阪府茨木市)3年の田村幸さん(20)は、芸能事務所に所属しながら大学に通う。

 1年前、頭痛が続いて朝になっても、ベッドから出られなくなった。においにも敏感になり外出がおっくうに。心療内科で適応障害と診断された。慌ただしい日々の中で、知らず知らずの間にストレスがたまっていたようだ。

 通院して症状はやわらいだが、薬代の負担がのしかかった。将来、働けるのか、不安も募った。

 ほとんどの友達には病気を告…

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