日本語作文コン受賞者の中国人学生が来日へ 「架け橋に」CF募る

1等賞を受賞した大連外国語大の欧芊序さん=2024年11月15日、畑宗太郎撮影  中国人学生たちが日中友好への思いをつづる「中国人の日本語作文コンクール」の昨年の受賞者6人が17~23日に訪日する。主催する日本僑報社は訪 [...] The post 日本語作文コン受賞者の中国人学生が来日へ 「架け橋に」CF募る appeared first on Japan Today.

日本語作文コン受賞者の中国人学生が来日へ 「架け橋に」CF募る
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1等賞を受賞した大連外国語大の欧芊序さん=2024年11月15日、畑宗太郎撮影
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 中国人学生たちが日中友好への思いをつづる「中国人の日本語作文コンクール」の昨年の受賞者6人が17~23日に訪日する。主催する日本僑報社は訪日費用の一部をクラウドファンディング(CF)で募っており、段躍中代表(66)は「若者たちが両国の友好の架け橋となるように応援してほしい」と呼びかけている。

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 20回目を迎えたコンクールの今回の作文のテーマは「AI時代の日中交流」だった。最優秀の日本大使賞を受賞した林芳菲さんは、日本語を勉強するために始めたAI(人工知能)とのチャットと、日本人との実際のコミュニケーションを比較して、他人の気持ちを察することの重要さに気がついた経験をつづった。

 1等賞受賞者の一人、欧芊序さんはVR(仮想現実)によって、離れ離れになった日本の友人と一緒に花火を見たいと語った。

 作文コンクールは、段さんと妻の景子さん(61)が2005年から夫婦二人三脚で開いてきた。「すべての学生に平等にチャンスを」と中国全土から参加者を募り、これまで400以上の学校から、6万人以上が応募した。

 例年は最優秀の1人のみを日本に招待してきたが、20回を迎えたことを記念して計6人の招待を決めた。6人は、元駐中国大使や中国にゆかりのある国会議員らと面会したり、メディアなどを見学したりする。

 段さんは「日本人と交流した彼らが今後、真の日本の姿を発信して、中国人の日本に対するイメージを改善してくれると信じている。21世紀の新しい日中関係を作るのに貢献してくれるはずだ」と話している。

 CFはサイト「CAMPFIRE」の「日中の若者交流を支える:日本語作文コンクール受賞者訪日支援プロジェクト」(https://camp-fire.jp/projects/823936/view別ウインドウで開きます)で募っている。23日まで。

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