妹思いの兄を「自分勝手な人として」 鈴木亮平の解釈と演技の狙い
鈴木亮平さん=東京都千代田区、篠塚ようこ撮影 映画「花まんま」の主人公の俊樹は、どこまでも妹思いだ。 早くに両親を亡くし、親の代わりに妹を育てた。二人の生活のため、高校を中退して町工場で働いた。妹の結婚が決まると、こ [...] The post 妹思いの兄を「自分勝手な人として」 鈴木亮平の解釈と演技の狙い appeared first on Japan Today.

映画「花まんま」の主人公の俊樹は、どこまでも妹思いだ。
早くに両親を亡くし、親の代わりに妹を育てた。二人の生活のため、高校を中退して町工場で働いた。妹の結婚が決まると、この上なく喜ぶ。絵に描いたような「いいお兄ちゃん」に見える。
けれど彼を演じる鈴木亮平さんは、こう話す。
「俳優の仕事は、脚本の中でいい人として書かれている人間を、いい人にしないことなんです。人間は誰しも自分本位だから、彼も自分勝手な人として演じました」
俊樹がなぜ妹をそこまで大切にするのか、想像したという。
「妹を男手一つで育てたとい…
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