大阪でパレスチナ連帯デモ 参加の米国人「世界はこのままじゃだめ」

パレスチナの子どもたちを思うメッセージを手に立つ人=2025年6月21日午後7時15分、大阪市北区のJR大阪駅前、花房吾早子撮影  イスラエルとイランによる交戦が激化するなか、同じ中東のパレスチナ自治区ガザで続くイスラエ [...] The post 大阪でパレスチナ連帯デモ 参加の米国人「世界はこのままじゃだめ」 appeared first on Japan Today.

大阪でパレスチナ連帯デモ 参加の米国人「世界はこのままじゃだめ」
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パレスチナの子どもたちを思うメッセージを手に立つ人=2025年6月21日午後7時15分、大阪市北区のJR大阪駅前、花房吾早子撮影
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 イスラエルとイランによる交戦が激化するなか、同じ中東のパレスチナ自治区ガザで続くイスラエルによる攻撃も忘れないでほしいと、大阪市北区のJR大阪駅前で21日夕、約160人(主催者発表)が声を上げた。

 「世界中で子どもたちがたたかっています。食べ物を求めて、自由を求めて」

 大阪府松原市に住む山下裕子さん(65)がスピーチをした。子どもの人権を守る活動をする公益社団法人子ども情報研究センターの事務局長。戦争で命や暮らしを犠牲にする子どもたちを、見ていられない。「子どもと共にたたかう大人でありたい。社会を変えたい、自分を変えたい」

 米ウィスコンシン州出身の翻訳家トリスタン・バリストレーリさん(39)は、「EYES ON GAZA(ガザに目を向けて)」などと書いた手製のサインを掲げた。

 ガザを実効支配するイスラム組織ハマスとイスラエルの戦闘が始まった2023年10月7日、米国へ一時帰国していた。「もっと早く知って動き出していればよかった」との罪悪感にかられ、大阪に戻ってからデモへの参加を続けている。

 「地球に住む人間の一人として、世界はこのままじゃだめだと思う。自分は関係ないとはもう言えない。一度そう気づいたら、後戻りできない」

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