和歌山・白浜のパンダ4頭、歓送セレモニー始まる 中国にあす返還
アドベンチャーワールドでの観覧最終日を迎えた結浜=2025年6月27日午前8時56分、和歌山県白浜町、伊藤進之介撮影 和歌山県白浜町にいるジャイアントパンダの中国への返還を前にした歓送セレモニーが27日午後4時過ぎ、4 [...] The post 和歌山・白浜のパンダ4頭、歓送セレモニー始まる 中国にあす返還 appeared first on Japan Today.

和歌山県白浜町にいるジャイアントパンダの中国への返還を前にした歓送セレモニーが27日午後4時過ぎ、4頭が過ごしてきたアドベンチャーワールドで始まった。最後の姿を一目見ようと、事前に申し込んだ約3500人が集った。
28日に返還されるのは雌の良浜(ラウヒン)(24歳)と、その娘の結浜(ユイヒン)(8歳)、彩浜(サイヒン)(6歳)、楓浜(フウヒン)(4歳)の4頭。日本国内で生まれたパンダも含めて所有権は中国側にあり、1994年に結んだ日中の共同プロジェクトの期間満了を前に中国へ渡る。
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アドベンチャーワールドでは20頭のジャイアントパンダが飼育されてきた。そのうち17頭は園内で生まれた。
良浜は園で誕生した初めてのパンダで、今年1月に帰国先の中国で死んだ永明との間に、10頭の子どもをもうけた。
この日は最終の公開日でもあり、早朝から多くの人が訪れて、検疫のため隔離されている4頭をガラス越しに見守った。
隔離場所からの中継映像が流れる歓送セレモニーでは、これまでの良浜の子育ての風景や子どもたちの成長の様子などが映され、飼育員からのメッセージが送られる。
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