再生の「手」を描く 小林孝亘さん入院経験踏まえ アート絵本も出版
柔らかな光と静けさに満ちた作風で知られる画家・小林孝亘(たかのぶ)さん(65)の個展には、森に置かれた机から人間の左手が生えたような珍しい新作油彩画「Hand」が出ている。 小林さんは昨年、入院。「手を見て、健康状態 [...] The post 再生の「手」を描く 小林孝亘さん入院経験踏まえ アート絵本も出版 appeared first on Japan Today.

柔らかな光と静けさに満ちた作風で知られる画家・小林孝亘(たかのぶ)さん(65)の個展には、森に置かれた机から人間の左手が生えたような珍しい新作油彩画「Hand」が出ている。
小林さんは昨年、入院。「手を見て、健康状態を考えていた」と明かす。生と死についても考えるようになり、手を振る行為と重ねて、個展名も「さようなら、こんにちは」とした。
樹木などが単純化された左右対称の構図はいつも通りの魅力を見せる一方、手の周りは後光のように少し明るく、神聖にして仏像の手のようにも見える。
「仏教の意識はないが、バン…
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