まるでトランプ関税、100年前も どうする…日本が打った極秘電報
米アイオワ州デモインで2025年7月3日、イベントに参加したトランプ大統領=ロイター 「100年をたどる旅~未来のための近現代史」日米編⑧ 先鋭化した保護主義は、極端なナショナリズムの装いで現れる。百年の時を経て、悪夢 [...] The post まるでトランプ関税、100年前も どうする…日本が打った極秘電報 appeared first on Japan Today.

「100年をたどる旅~未来のための近現代史」日米編⑧
先鋭化した保護主義は、極端なナショナリズムの装いで現れる。百年の時を経て、悪夢がよみがえったのだろうか。
「アメリカンドリームはまもなく復活し、かつてないほど栄える」
「グローバリストたちは全てにおいて間違っていた。だから私は彼らの攻撃を受けている」
トランプ大統領が再選以来、矢継ぎ早に打ち出す保護主義的な関税引き上げをめぐって、発してきた言葉だ。
戦前にも米国の保護主義が高揚したことがある。1930年のスムート・ホーリー法制定だ。世界貿易を寸断し、第2次世界大戦の一因になったと語り継がれてきた。
この関税法は、大恐慌前の好況期に検討が始まった。当初は国際市況の下落で打撃を受けていた農家の保護が目的だったが、検討の過程で工業品にも対象が広がり、全体の3割にあたる890品目もの関税が一気に引き上げられた。
提案した共和党議員2人の愛国心や排外主義をあおる発言は、トランプ氏との類似点が多い。
世界中で「貿易戦争」 予想できずにたどった道
「我々は新たな繁栄の時代を…
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