「ほぼ素人」な消防音楽隊の50年 ハードな勤務の後、重ねた猛練習

練習する消防隊員ら=2025年8月18日、津市寿町、安田琢典撮影  津市消防本部の音楽隊が今年、創立50周年を迎える。隊員のほぼ全員が学生時代に音楽経験がない異色のバンドだが、11月に記念コンサートを控えており、練習に余 [...] The post 「ほぼ素人」な消防音楽隊の50年 ハードな勤務の後、重ねた猛練習 appeared first on Japan Today.

「ほぼ素人」な消防音楽隊の50年 ハードな勤務の後、重ねた猛練習
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練習する消防隊員ら=2025年8月18日、津市寿町、安田琢典撮影
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 津市消防本部の音楽隊が今年、創立50周年を迎える。隊員のほぼ全員が学生時代に音楽経験がない異色のバンドだが、11月に記念コンサートを控えており、練習に余念がない。

 同本部消防総務課によると、音楽隊は各種イベントや学校訪問、敬老会などでの広報活動に彩りを添えようと、1975年12月に発足した。

 練習は週1回、津市寿町の中消防署である。勤務は24時間態勢のため、隊員たちは勤務終了後の「非番」になってから、勤務先の消防署や分署などから練習に集まってくる。

楽器経験なし…どうして私が音楽隊に?

 勤務時間帯に大規模な火災があったり、救急車での出動回数が多かったりして、疲れ切ったまま練習に参加する隊員も少なくない。楽長の内藤貴人消防司令補(42)は「練習開始から1時間もしないうちに居眠りしてしまう隊員もいる。それでもみんな楽しく、それでいて真剣に練習している」と話す。

 20~50代の隊員の肩書は…

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