高まる不満、脱走…トランプ政権下で拡大する移民収容 施設で何が?

「史上最大の強制送還」を掲げるトランプ政権の強硬策により、移民収容施設に入れられる人が急増している。対応が追いついていないとの指摘も出るなか、施設ではいま何が起きているのか。
米ニューヨークへの玄関口の一つ、ニュージャージー州ニューアーク空港近くの一画。コンテナが並び、貨物列車が大きな音をたてる線路のそばに、一時的に移民を収容する施設「ディレニー・ホール」がある。トランプ政権の移民拘束強化に伴い、今年再開した。
6月12日、金属フェンスに囲われたこの施設から、中南米出身の4人が脱走した。
弁護士のムスタファ・サティンさんは発生から数時間後、自身が弁護を務める収容者の一人と電話で話し、その混乱ぶりを聞いた。
高まる収容者たちの不満
サティンさんが聞き取ったと…
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