福島の安積高校生、放射線測る 原発事故からの14年学ぶ特別授業で

千葉惇教諭(中央)から線量計の使い方について説明を受ける生徒たち=2025年7月29日午後3時31分、福島県郡山市開成5丁目の福島県立安積高校  福島県立安積高校(郡山市)で7月末、「福島の復興と放射線」と題する特別授業 [...] The post 福島の安積高校生、放射線測る 原発事故からの14年学ぶ特別授業で appeared first on Japan Today.

福島の安積高校生、放射線測る 原発事故からの14年学ぶ特別授業で
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千葉惇教諭(中央)から線量計の使い方について説明を受ける生徒たち=2025年7月29日午後3時31分、福島県郡山市開成5丁目の福島県立安積高校
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 福島県立安積高校(郡山市)で7月末、「福島の復興と放射線」と題する特別授業があった。放射線の基礎から学び、実際に測ってみる。原発の仕組みや、食品の安全検査、処理水の海洋放出についても考える総合的な内容だ。

 教えるのは物理を担当する千葉惇(あつし)教諭(38)。大学院で原子核物理を専攻し、福島県立高校の教諭になる直前の2011年3月に東京電力福島第一原発事故が起きた。以来、放射線を生徒にどう教えるか、試行錯誤を重ねながら毎年授業を続けている。

 夏休み中の特別授業は希望者のみで、1年生から3年生まで40人が参加。宮城教育大学(仙台市)の学生4人もオンラインで加わった。午後1時半に始まり、休憩を挟みつつ、午後7時半まで続いた。

 放射線を正しく怖がる知識を…

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