「災害時こそ、チキン食べて元気に」 開発のきっかけは東日本大震災

備蓄できる鶏肉食品を発売した阿波食品の大塚由香社長=2025年5月13日午後3時26分、徳島県阿波市土成町、吉田博行撮影  災害時にこそ、心と体の健康に必要な良質なたんぱく質を取ってほしい、と徳島県阿波市の鶏肉加工会社「 [...] The post 「災害時こそ、チキン食べて元気に」 開発のきっかけは東日本大震災 appeared first on Japan Today.

「災害時こそ、チキン食べて元気に」 開発のきっかけは東日本大震災
写真・図版
備蓄できる鶏肉食品を発売した阿波食品の大塚由香社長=2025年5月13日午後3時26分、徳島県阿波市土成町、吉田博行撮影

 災害時にこそ、心と体の健康に必要な良質なたんぱく質を取ってほしい、と徳島県阿波市の鶏肉加工会社「阿波食品」が3種類の新たな鶏肉食品を発売した。家庭で常備できるもので、きっかけは2011年3月に発生した東日本大震災という。

 商品名は「チキンとそなえるシリーズ」。常温で1年間保存できる「1年ささみ」は四国産の鶏肉を、徳島県産のユズ果汁と塩で味付けし、加圧調理で柔らかい食感に仕上げた。レトルトパックに入れて加熱殺菌し、そのままでも食べられる。ふだんの生活でサラダやあえ物にして味わえる。

 「3か月冷凍デリ」(保存期間3カ月)は、加熱調理済みの唐揚げや照り焼きなど5品を詰め合わせた。自然解凍すれば、そのまま食べられるため、お弁当の具材としても使える。

 ペット向けもある。「半年アニマルフード」は半年~1年間、常温保存できる砂肝やささみなどのセットだ。犬や猫などの非常食にもなる。

 全商品は化学調味料や保存料は不使用という。

 大塚由香社長(56)による…

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