トランプ氏、イランに再び空爆も検討 ウラン濃縮能力残れば「必ず」

2025年6月27日、米ホワイトハウスで記者会見し、質問を受けるため記者を指すトランプ大統領=AP  トランプ米大統領は27日、イランにウラン濃縮を続ける能力が残っていれば、核関連施設を再び空爆する考えを示した。イランの [...] The post トランプ氏、イランに再び空爆も検討 ウラン濃縮能力残れば「必ず」 appeared first on Japan Today.

トランプ氏、イランに再び空爆も検討 ウラン濃縮能力残れば「必ず」
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2025年6月27日、米ホワイトハウスで記者会見し、質問を受けるため記者を指すトランプ大統領=AP

 トランプ米大統領は27日、イランにウラン濃縮を続ける能力が残っていれば、核関連施設を再び空爆する考えを示した。イランの最高指導者ハメネイ師が「勝利」を強調したことに、「露骨で愚か」な「ウソ」だと反発。制裁緩和の検討も取りやめたとし、態度を硬化させている。

 イランの核開発をめぐって、トランプ氏は25日の記者会見で、イラン側と「来週協議する」と語ったが、イラン側は対応を保留している。トランプ氏の挑発的な発信にはイラン側に揺さぶりをかける狙いが透けるが、米国の核施設への空爆では大きな被害は出なかったとするハメネイ師の発言に強い不快感を示しており、イランに歩み寄る姿勢を後退させた。

 ハメネイ師は26日、国民向けのビデオ演説で、イスラエルと米国に対する「勝利」を宣言し、両国が核施設に対する攻撃の成果を「誇張している」と主張していた。

 トランプ氏は27日、ホワイ…

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