タイ国境の街、銃撃戦後も続く混乱「ナショナリズム利用し形勢を…」
プレアビヒア寺院の境内に立つカンボジア軍人たち=2010年11月、カンボジア北部プレアビヒア 国境地帯での領有権争いから始まったタイとカンボジアの対立が過熱している。5月に起きた両軍の銃撃戦を機に、禁輸などの措置を打ち [...] The post タイ国境の街、銃撃戦後も続く混乱「ナショナリズム利用し形勢を…」 appeared first on Japan Today.

国境地帯での領有権争いから始まったタイとカンボジアの対立が過熱している。5月に起きた両軍の銃撃戦を機に、禁輸などの措置を打ち合う状況に発展。国境検問所も閉鎖されて経済に混乱が生じ、タイでは政局にも飛び火した。なぜ、事態はこじれたのか。
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6月下旬、カンボジアとの国境地帯に位置する物流の要衝、タイ東部アランヤプラテートは、以前よりも閑散として見えた。
検問所付近で露店を営むタイ人男性(58)は、5月末以降の変化を見続けてきた。「カンボジア側で働くタイ人労働者が荷物を抱えて大勢逃げてきた。カンボジア側に戻る車も列を作った」。カンボジア側での仕事や観光のために街を訪れる人は1日2万人と言われたが、衝突以降は数千人規模に減っているという。
「早く元に戻ってほしい」…
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