オープンAIが新エージェント機能、でもCEO「リスクも大きい」
2025年2月に東京でスピーチするオープンAIのアルトマン氏=ロイター 米オープンAIは17日、対話型AI(人工知能)の「ChatGPT(チャットGPT)」に、AIが飲食店の予約や報告書の作成などを人に代わってこなす「 [...] The post オープンAIが新エージェント機能、でもCEO「リスクも大きい」 appeared first on Japan Today.

米オープンAIは17日、対話型AI(人工知能)の「ChatGPT(チャットGPT)」に、AIが飲食店の予約や報告書の作成などを人に代わってこなす「エージェント機能」を搭載すると発表した。アルトマン最高経営責任者(CEO)は「実用性は非常に高い」と述べつつ、こうも言った。「まだ重要な用途には使わない方が良い」。一体なぜ?
新製品は「チャットGPTエージェント」。友人の結婚式に参加するため、会場や天候に見合う服装や宿泊先、手渡す贈り物を提案してほしいと頼むと、エージェントが選択肢を示してくれる。ホテルの予約サイトの空き状況もスクリーンショットで示す。そのまま予約やオンライン商品の購入、メール送信も頼める。
オープンAIはこれまでもエージェント機能を提供していたが、実際の購入などは別のサービス上利用者が操作する必要があった。新たに、チャットGPTの画面上で購入操作などができる仕組みを導入した。自社サービス上で完結させることで、利用者の囲い込みにつなげる狙いだ。17日から月額20ドル(約3千円)の「プラス」会員など有料会員らに提供する。日本でも利用できる。
エージェント機能は、米グーグルや米アマゾンなど、IT大手が軒並み開発に力を入れている。生成AIで先行したオープンAIにとっても勝負どころのサービスだが、発表会でアルトマンCEOは意外にも「潜在的なリスクも大きい」と警告を発した。
アルトマン氏によると、購入…
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